"愛"からの卒業 - うみとものクソデカ感情吐き出し場

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2018年2月18日、

2016年夏から約1年半、全てをかけて無理をしてでも全力で応援してきた最推し作品【美男高校地球防衛部LOVE!】から卒業しました。

てことで、防衛部LOVE!シリーズの卒業式こと、【美男高校地球防衛部LOVE!Final!】に行ってきました。

正直当日になっても終わる気が全くしなくて、物販並んでる時も、開演までフォロワーさんと喋ってる時も、これでファイナルだって、これが終わったら防衛部LOVE!が終わるんだって実感は全くありませんでした。いつもの防衛部イベントと変わらない、ただ開演を楽しみに待つワクワク感でいっぱいだったんです。

当日までのTLが、みんな"ファイナル"という言葉に敏感になってて、ファイナルだって認めたくないからか「ファ」の一文字でこのイベントのことを表していたりしたけど、実はわたしはそんなに敏感にはならなかったです。(TLの空気を読んでわたしもファって言ってたけど)

本当に、ただ、実感が湧かなかったんです。

卒業を彷彿とさせるOVAのキービジュアル公開から約1年、あれだけ公式から"卒業"を強く押されても、最後の砦だと思ってた☆Radio☆The☆VEPPer☆が突然終わっても、防衛部LOVE!が終わる気なんて全くしなかったから。

実際開演しても、いつもの防衛部イベントと同じように、ただワクワクした楽しい気持ちで見ることが出来てました。しらいさんに久々にメスゴリラのみんな〜！って呼びかけてもらって雄叫び上げて初っ端から喉潰したりねw

実際めちゃくちゃ笑ったし、面白すぎて爆笑しながら持ってたキンブレで自分の太腿を何度もバシバシ叩いてたりしてたので、本当にいつもの防衛部だったんですよね。

イベント内で"卒業"って単語が出てきても、久々登場のラブ子のコーナーで出てきた涙は笑いすぎによる涙だったし、征服部の3人は完全にコントだしw

本当に、いつもの防衛部だったんだよね。

でも、キャストによる卒業の言葉のコーナーで、本当に終わるんだなってやっと実感が湧きました。

主にキャストが関わった今までの出来事を振り返ってくれて、本当に防衛部に出会ってから毎日が楽しかったなぁって。

私は2期から勢だからイベントに行き始めたのはLOVE!LOVE!LIVE!からだけど、それでも1期の制作発表から見守ってたような気分になれたんですよね。

あの場にいた途中参戦勢のファン全員そう思えたんじゃないかな。

防衛部で泣くの解釈違いなんですけど、それでも目頭が凄く熱くなって、喉の奥が詰まるような感じがして、一つ一つの言葉を大事そうに話すステージ上のキャストのみなさんをひたすら凝視して、胸元で持ってたキンブレをいつの間にかめちゃくちゃ強く握りしめていたので手汗が凄かった記憶は残ってます(???)

良い話なのに所々でネタに走ったり無茶振りぶっ込んで笑いが起きるのも、めっちゃ防衛部だな〜〜〜〜って感じがして安心感が凄かったです。

「今良い話してるんだから空気読め💢」ってならないのが防衛部なんだよね。好きだよ愛してる。

それから朗読劇。

わたしがファイナルイベントを"最高の卒業式"だと思えた理由の一つがこれです。

詳しくはこの記事を読んでほしいんですけど、【LOVE!シリーズが終わること】には納得したけど、【LOVE!シリーズがあのOVAで終わること】には全く納得してなかったんです。

あんなしんみりしたラストは防衛部じゃねえよって。

あのラストには"防衛部らしさ"が無いってずっと思ってて、それでOVA初見の時からずーーーーーーっとモヤモヤしてて。

だからOVA時空の、OVAのあのラストの"その後"を見ることが出来て本当にスッキリしたというか、公式と解釈違い起こして色々モヤモヤ感じつつも、信じて最後までついて来てよかった…って本当に心の底から思いました……報われた……………。

朗読劇は正直言ってくっだらない内容なんだけど、そのくだらなさが"防衛部らしさ"で、まさにわたしが見たかったものだった………。

あとOVAでの防衛部とVEPPerのアニマルズとの別れ方にも疑問感じてたから、その辺も補完されてて本当に感謝しかないし、ラストはいつもみたいに黒玉湯で仲良くお風呂入って終わりっていう、涙する終わり方じゃなくて、ほっこりニコニコ笑って終われる終わり方だったから、本当に望んでたものが具現化されたって感じだったんです…………ありがとう、OVA後の補完ほんとうにありがとう…………全てが腑に落ちた……………ここ数ヶ月の懸案事項が全て解消された……………。

そしてサプライズで梅ちゃんご用意してくれたと来たら、もう全てを許すしかないじゃないですか………………………。(最近公式に対するヘイトが溜まりがちだった)

もし防衛部未履修の方がこの記事読んでくれた時のために補足すると、メインキャラ5人のうちの1人の中の人こと梅原裕一郎さんが、別のイベントがブッキングしてファイナルに来れないことが事前に分かって、オタクの動揺でTLがちょっと荒れた…ということがありまして。

最後の挨拶だけでもいいから来てくれ…ってずっと言ってたんですけど、冒頭のビデオメッセージとかパネル＋収録ボイスとかパンフに「今回は参加できませんが」とハッキリ書いてあったところとか見て、「あ、これは来ないパターンだな」って確信してたんですよね。

でも本人がいないのをいいことに(???)、事前収録のボイスで遊ばれまくってたのハチャメチャに面白くて何度も爆笑したから、来なくても多分許してたと思うんですよね。

実際ギリギリまで来れるかどうか調整してたって言ってたし、万が一来れなくてもあの場にいたファンが納得出来る形をって頭をひねって考えてくれた結果がパネ原裕一郎だと思うので、本当にただひたすら感謝しかありません。

例えボイス遊びでも、あの場にいたキャストが「梅ちゃんどう思う？」って小まめに投げかけてくれてたおかげで、梅ちゃんもあの場にいるような錯覚だったしね。

ボイスぽちぽち担当してたのが、バトナマ(※1期放送前から放送してたメインキャスト5人のニコ生)でお馴染み構成作家のちゃんこさんらしいから、限られたボイスの中でも返しが凄く上手かったし、めちゃくちゃ梅ちゃんらしさがあったから…本当にね、、、

だからまさか本当に来るとは思ってなくて、突然怠慢主義者のカラオケ音源流れて照明とかも突然変わった時に何が起きたのか全く理解できなくて、曲が怠慢主義者だってこともしばらく気がつかなくて、理解が追いつかなくて何故か「え、ここでまさかハピキス陣来る！？！？」とすら一瞬思いました()

梅ちゃん出てきても2秒くらい理解が追いつかなかったよ……………

音響や照明のスタッフさんも、梅ちゃん来れると信じて登場タイミングのリハーサルしてくれたんだろうなぁ……なんかやたらカッコいい登場の仕方だったもん……

本当に最後の挨拶のためだけに、忙しいのに幕張から横浜まで来てくれた梅ちゃん、ギリギリまで諦めないで調整してくれたマネージャーさんとスタッフさん、本当にありがとう…おかげさまで心残りは何もありません。

ファイナルを"最高の卒業式"だと思えた理由の二つ目がこれです。

最後の挨拶ではみんな涙ぐんでて、あの場にいたファンたちもみんな泣いてたけど、でも最後はみんなで合唱しよう！ってOVAのOPの永遠未来☆LOVE YOU ALL☆ と、1期のOPであり全ての始まりの絶対無敵☆Fallin' LOVE☆ を笑って歌って、盛り上がって楽しい気持ちで終わるっていう、本当に理想の終わり方でした……………。

(ここで、歌詞が「LOVE IS BACK!!」で始まる2期のOPを歌わなかったのも、あとで考えたら何となく納得出来たよね。)

前述の記事にも書いてあるんですけど、「心と心で」で締めるの解釈違いで、防衛部は泣いて終わる作品じゃないって思い続けてて、それで数ヶ月モヤモヤしてたから、最後に盛り上がってボルテージ最高潮に爆発して楽しく終われて、これも本当に救われた…報われた………本当に最後までついてきて良かった………防衛部くん信じてたよ………公式と完全に和解出来た…よかった………。

たろりも言ってたけど、防衛部で悩むこともあったけど救ってくれたのも防衛部だった…………防衛部のことで悩んで、防衛部に救われたよ……………。

"最高の卒業式"だと思えた三つ目の理由です。

終演後も、正式に完全完結で終わって寂しいはずなのに全然寂しくなくて、今までのどのイベントよりも楽しかったって気持ちが強くて、でもちょっとエモくて、でも本当に心が満たされて最高な気分でした。

もう寂しいなんて言いません。

心置きなく防衛部LOVE!シリーズを卒業します。

防衛部終わってほしくないって思ってた理由の一つには、イベント現場でいろんなフォロワーさんと話せるからっていうのも確実にあると思うんだけど、いろんなジャンル渡り歩いてきた中でも防衛部のオタクって本当に良い人だなーって思うことが多くて、普段なら出会い厨なんか絶対しないのに、防衛部のフォロワーさんみんな会いたい！ってなるの、本当に我ながらびっくりでしたw

でもそれくらい、作品と同じくらい防衛部のファンが大好きです。

そして、変な言い方だけど防衛部のオタクやってる自分のことも大好きで、この作品のオタクでよかったってめちゃくちゃ誇りに思ってます。

こんなこと思える作品、滅多にないよね。

あと、公式から「円盤化予定ありません」ってアナウンスされてもめげずにずーーーーーっと諦めず待ってたVEPPer 1st LIVEの映像配信決定とかね、最高の卒業祝いのプレゼントを貰った気分です…本当にありがとう……あの伝説のライブから1年間諦めずに待っててよかった………。

(https://t.co/965HLPE0Ol ←きゃにめプライムで配信されます。是非登録をお願いしますそしてベパライを見てくれお願いだ全人類ベパライを見てくれ。河本啓佑さんと村上喜紀さんが120%キャラクターを自分に憑依させてステージに立つ、実質防衛部アニメ2期13話です。実質これもOVAですアニメ本編の続きです。2/25までに事前登録すれば2ヶ月無料だよ)

CG LIVEだって円盤化しませんって予めアナウンスされてたのに、円盤化してくださいってファンの沢山の声に応えて円盤化してくれたし、本当にファンの声にちゃんと耳を傾けてくれる神ジャンル防衛部だいすき………。

ここまで尽くしてくれたので、ベパライと共に円盤化を1年半ずっと待ち続けてたLOVE!LOVE!LIVE!が映像化しないことにはもう納得しました。開演40分も押した時点で何かトラブルがあったことは分かるしね…人間だもの失敗しちゃうことだってあるよね、うんうん。

"イベントが円盤化する"ことが当たり前だと思っちゃいけないと勉強になりました。ありがとう。

あとあと、ただでさえ中途半端なところでフェードアウトしちゃうアニメ作品がごまんとある中、アニメ本編を学園モノではキリの良い卒業まで描いてくれただけでもハチャメチャにありがたいじゃん！？！？

なのにさ、今までキャラクターと一番近い距離で寄り添ってきた中の人が"防衛部から卒業"するところをさ、ファンが見守れる場を設けてくれるこの優しさ！！！！！！！

言い方アレだけど防衛部ってガッツリ【中の人商法】なジャンルだから、キャラクターと中の人はどうしても切り離せなくて、キャラクターの成長と共に中の人の成長も見守ってきたわけだから、アニメでは卒業まで描いてキリが良くても、バトナマも無いし中の人に対する未練は残っちゃうなって思ってた矢先にこれだよ………。

本当にこのジャンル恵まれてるなって思いました。

繰り上げ当選でOVA円盤買って応募した人はほぼ全員来れるようにしたのは、円盤買うほど防衛部を愛してくれる人全員にこの光景を見て欲しかったんだろうなって。

ファンに対する心遣いが本当にやばい。

ビジネスだから制作側からしたら儲けることが全てで、オタクなんてただの金ヅルなはずなのに、防衛部はなんか違うんだよね。

愛を謳うジャンルだからか、制作側とファンがみんな同じベクトルの愛を持ってるというか…。

とにかく、こんなに心のケアまでしてくれるジャンル早々無いです。防衛部のオタクでよかった〜〜〜〜〜〜！！！！！！！